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日本が日本であるために

時事、ニュース、政治、経済、国家論について書きます。「日本が日本である」ということを政治、経済の最上位目的と前提します。

 

      TOP > ARCHIVE - 2014年02月  
  

2月28日 

 ここ5~6年、既存の大手メディアによる反日報道と、新興のネット上のウヨク言論の対立……みたいな構図があったと思います。
 しかし、実の所、ネット上のウヨク言論も、大手メディアの反日報道と同じ穴のムジナである点が多々あるように私には思われるのです。

 大手メディアと、多くのネット上のウヨク言論との共通点として、『大衆礼賛の気』が非常に強いという問題があると思います。
 つまり、一般国民の声なるものを政治決定の最上位に置く態度……国民主権とか、民主主義といった態度の事です。

 そして、大手メディアも、ネット上のウヨク言論も、国民主権の前提の上で、国民を啓蒙しようとする態度には全く違いがないわけです。
 ただ、前者は反国家的、学生運動的な『一般国民』を想定して啓蒙の光を指し示しているのに対し、後者は愛国的、道徳的な『一般国民』を想定して啓蒙の光を指し示している……という違いがあるだけなのです。

 しかし、私は、いかなる方向にせよ、啓蒙というものが世の中を良くすることは無いと思っています。
 つまり、「国民一人一人が政治についての正しい知識を身につけ、それに基づいた政治が行われれば、世の中が良くなる」といったような話は、空理空論甚だしいということです。何故なら、理屈は一般国民の多数へ広がりゆくにつれ、単純化、画一化して根が腐るからであります。(ネットも、参加者が増えるにつれ愚鈍の度を強めているように思われます)

 一般国民の多数による選択などという単純なものが、国民の一般性という複雑なものを体現できるはずがないのです。



 こうした事はこのブログでは何度も言ってきたし、この基本線に沿って、主に、『民主主義』と『市場原理主義』を批判してきたわけですけれども、ここで私にとって困った事が一つ。

 と言うのも、当ブログとて『ネット上のウヨク言論』に相違ないわけで、形式上は大衆なるものへ語りかけているという話になってくるわけです。
 私は、誰かを啓蒙しているなどというおぞましい考えを持ったことはありませんが、「啓蒙などという事は、よろしくはない」という啓蒙をしている……という事に一応はなってしまいます。
 その矛盾自体は別に気にかけるほどのものでは無いと思っていますが、かなり不毛な事なのではないかとは思われてしまうわけです。


(続く)
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近況および今後 

 今年に入ってほぼ更新していなかったことを心苦しく思っております。
 これは、工場労働で金を稼いでいて時間がとれないのと、思弁上の混乱と、精神上の不安定と、筆上のスランプによって、文章がほぼ書けなくなっていたためです。

 ただ、書く事は死ぬまでやると決めておりますし、このブログもたとえ雀の涙ほどの発言力すら無くとも、やめるという気は毛頭ありません。

 それでも何か状況が打開されたというわけでもないので、とりあえず今までのような評論形式を敬遠し、しばらくは日記風に思弁を書き綴っていくという風にしてリハビリを行っていきたいと思います。
 とりとめのない文面になってしまうかもしれませんが、日に少しづつ書いていきますので、お読みいただければ幸いです。

 また、いただいたコメントやメッセージ等、返せていないものが多く心苦しいのですが、これも返せるようになったらという事でご了承いただければと存知ます。

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