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日本が日本であるために

 

      TOP > ARCHIVE - 2017年05月  
  

普通に2018年自民党総裁選で首相交代ではダメなのか? 


 そう言えば私、2016年はほぼ丸々一年ブログを書く余裕がなくお休みしていました。

 ですが、それなりに時事などを見ていた感想から言うと、去年はとりわけ酷い年でしたね。

 マジで病むかと思いました。

 ちなみに、私はそれで「倒閣運動をやろう」だなんて思わないけれど、「暴力ならば命と引き換えな分ギリギリセーフかも」とは思う派です。(やりませんけれど)

 それで、2016年は首相に「天誅」が下されても致し方ない出来事が少なくともすぐに三つは思い浮かぶ。


 第一に、天皇のお気持ちに従わず、専門家会議に従って譲位を特例法で済まそうとしていること。

 第二に、オバマの広島訪問後の真珠湾慰霊。

 第三に、トランプ当選後のTPP関連法案強行採決。


 他にも、日露外交の失敗やIR法案などあったし、おまけにギリギリ2015年末だったけど日韓合意がありました。

 2017年になっても相変わらず自由貿易路線は変わらないし、水道法や種子法など構造改革路線の「国家の切り売り」は加速しているようです。


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 しかし一方で、「国民の政権選択で政権に鉄槌を……」みたいな話に至ると、私はそこには同意できません。

 何故なら、小選挙区制度に象徴される「一人一人の国民の政権選択によって時の政権に鎖を付ける」という民主主義的力学を、私は信じないからです。

 そう。
 原則として(暗殺でなければ)、安倍内閣は普通に自民党の総裁選で終わるべきなのです。

 ここ数年のことで言えば、2015年自民党の総裁選で他の候補が出なかったことが最大の問題だったのであり、衆議院選や参院選は別に自民党の勝ちでいいのだし、それ以外にありませんよ。

 安倍政権の問題とは別で「政権与党は自民党であるべき」だし、「安倍首相がダメ」ということと「自民党でなくても済むかどうか」ということはまた別問題でしょう。


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 小沢、小泉に破壊されたとは言え、「自民党」の位相を抜きにして、行政官僚を中心にした国家の諸機能が果たされないのは、これまた無視せざるべからざる現実なのです。

 それは90年代の非自民連立、2000年代後半の民主党政権の歴史から見ても明らかでしょう。

 でも、自民党の位相がマストであるからと言って、別に安倍晋三氏が総裁、首相でなければならないということにはならない……というだけのこと。

 むしろ、安倍内閣が強く長期化すればするほど、次の総裁が首相をやるときの世論の風当たりが強くなる懸念がある。

 私の予想では、おそらく安倍政権後の数年後、再びリベラル政権が立つと思います。

 なぜなら、現今の大衆は、安倍政権を放逐しはしないだろうが、その次の自民党総裁を徹底的に放逐しにかかるであろうからです。

 つまり、結局のところ安倍総裁の次か、次の次で政権交代が起こる可能性が高い。

 それは、安倍政権が不当に長期化すればするほど、確率のあがる最悪な未来予測なのです。


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 2018年に総裁選があり後に衆院選がありますけれど、これは「安倍三選」などという暴挙を許さないのが大事なのであって、現今では「自民党が新たな総裁で衆院選を勝ち抜く」という道筋が、考えうるあらゆる筋の中で一番マシなのです。

 その意味では、今年の三月の自民党党大会で正式に三選が党規則で認められることとなってしまったのは、非常に痛いことなのかもしれません。

 派閥組織や族議員の構造が壊れてしまっている以上、「首相の支持率」にすがる他ないという力学が自民党に蔓延しているのかもしれませんが、それでは自民党に未来はありません。

 自民党に未来がなくなることそのものは別にどーでもいいのですが、自民党に未来がなくなれば、日本は既存の政治構造を抜本的に失うことになります。

 自民党員にはそこらへんよくふまえて、次期総裁と2018年総裁選について真剣に考えてもらいたいです。


(了)

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