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日本が日本であるために

時事、ニュース、政治、経済、国家論について書きます。「日本が日本である」ということを政治、経済の最上位目的と前提します。

 

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婚外子相続の平等化が左翼なワケ 

 このたび最高裁は、「民法が婚外子の相続を、嫡内子の相続の半分としていること」を、『違憲』とする判決を下しましたね。

 当ブログでは、この判決に徹底的な不支持の姿勢を取っていくことを表明します。


 さて、婚外子というのは、簡単に言うと『妾の子』です。

 つまり、日本の民法では、
「『妾の子』の相続額が、『正妻の子供』の相続額と一緒じゃあまりに非常識だ」
 という歴史的な先入見に基づき、
「(遺言のない限り)妾の子の相続額は、正妻の子の相続額の半分」と決まっていたワケです。

 しかし、
「妾の子か、正妻の子かというのは、その子らの『個人の意志』ではどうしようもない事なので、そこに不平等が生じるのは、『基本的人権』と『生まれながらにしての平等』に反する!」
 ーーというのが、今回の最高裁の判決なのです。

 そして、俺はこれから、この判決に対して『不支持』を執拗に述べていこうと決意したところです。
 徹底的に全否定します。ふざけんじゃねえって感じですよ。



 俺がこの判決を「ありえん」と問題視するのは、ひとえに民法に含まれる「日本の伝統的な習慣と価値観」が、『天賦人権論』によってさらに侵されることになるからです。

 この場合で言うと、
「『家』という共同体のあり方」
 よりも、
「個人の権利」
 を重要視する法のあり方が、ついにここまで来てしまったかと嘆いているのです。


 まず、そもそも、日本における『財産の相続』の正当性とは、財産を個人のモノとして見るよりは、むしろ『家』の財産であると考え、『家』を存続させるさせるために引き継ぐものであるーーとする所にあったはずです。

 つまり、元々、財産の相続は、個人の権利なんかである必要はないのです。
 私有財産を相続させる正当性は、「家を存続させるため」という大儀にあったのですから。


 世の中には、「家なんてのは古い。時代は変わったのだ」と言う学生運動の古カビの生えたようなオヤジ共がいますね。

 しかし、それだと、「財産を相続させる大儀」が、この日本では担保されないという話になりますので、「私有財産は相続されず、政府に徴収されるべきである」という筋になるのが自然だと思うのですが。

 元々、『家』が日本における相続の根拠なのに、その『家制度』が過去のモノであるとするなら、普通に考えて相続制度は廃止ですよ。だって大儀がないのだもの。「私有財産は一代限り」と、そういう話になるはずなんです。

 日本において、『家』を離れた純粋な『個人』に、相続の権利が認められる根拠なんてないんですから。



(了)



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コメント

断固反対!

同意します。
自分も断固反対です。
理由は幾つかあります。

一つは、この婚外子二分の一は明治時代からずっと変わっていない。恐らく、大日本帝国憲法と同様に、昔ながらの慣習、当たり前を正文化しただけと思われ、その当たり前が今まで続いてきており、それは、長く続くものは正しいという観点から。

二つ目は、現行法でも、婚外子の権利は守られる。養子又は特別養子の制度を利用すれば、戸籍には記載されるが、他は全く変わらんこと、わざわざ変える必要がないこと。

三つ目は、シングルマザーの子が〜って騒ぐ馬鹿がいるが、今回の裁判は、婚外子が金をクレクレって言っているだけの欲の皮の突っ張っただけの話。シングルマザーは、そもそも、当たり前の結婚をしない、自由な生き方を選んだくせに、何故、法律に守られようとするのかということ。更には、シングルマザーの子だったら、母親の相続の権利は問題ないんだから、何を文句言うのかって話。

四つ目は、家のあり方。家は、例えは悪いが、法人である。家長は、社長だ。だから、そもそも相続税がかかるのがおかしいんだが。小遣いに税金をかけろw
また、家は、祖先から子孫が勤めている会社と考えると、婚外子に相続させるのはおかしい。特別背任罪だ(笑)家と関係ない奴に相続させるな。ちなみに、家は、離婚して、妻が家を継いだら、夫に相続の権利はない(笑)退職金を払うだけ。

嫡子と婚外子の平等化は、突き詰めれば、共産主義です。反対!

ただのぶ #- | URL | 2013/09/07 18:52 [edit]

Re: 断固反対!

ただのぶ様、いつもコメントいただきありがとうございます!

 適切な補足を加えていただき、助かります。

 特に、『家』が財産を保有する事を、『法人』が財産を保有する事に例えたのは秀逸です。

 ともすれば、『私有財産』と聞くとイコール「個人の保有する財産」と考えられがちですが、我々が現実の生活の中で「私的な財産の保有」をどうこなしているかと言えば、やはり『家』に依拠するところが多いはずなんですよね。
 現実に、特に良家と呼ばれる事のない卑しい家であっても、おおむねの日本人は働いてきた金を家に入れて、そこから「小遣いは幾ら」と割り振られるわけですし。

 やはり、自由だとか平等だとかの価値基準を『個人』に置いてしまうと、共産主義的な色合いを帯びてくるんだと思います。共産主義というのは、「歴史を引き連れない」事を前提にした論理ですからね。

 しかし、私有財産においても、その「私有の仕方」または「相続の仕方」が、「どうあるのが正当か?」という複雑な問いには、やはり「共同体が積み重ねた歴史と伝統、慣習、慣例」に依拠を置かねば太刀打ちできないーーと思います。

後藤真(おーじ) #- | URL | 2013/09/08 10:01 [edit]

No title

とんでも判決ですね。これで民法改正に向かうそうですが・・・・・・・
それなら、認知になんらかの縛りをかける必要があると思います。結婚して家庭を持っている場合、婚外子が生まれた時は、正妻の同意が必要とか、あるいは嫡出子の同意が必要など。嫡出子が未成年の場合は嫡出子の実母の同意など。

〇〇 #- | URL | 2013/09/09 21:58 [edit]

Re: No title

○○様、コメントありがとうございます。
お返事遅れてしまってごめんなさい。

偉そうな事を言いますと、最高裁には自分らの力の強大さを認識して、もう少し慎重になってもらいたいです。

認知に縛りって出来たらよいのですが、中々難しいでしょうねえ。認知自体のハードルが上がっちゃいますし。
なんとか最高裁の決定を無視していないことを示しつつ、出来るだけ変えないで済む方法を模索できれば良いのですが。

後藤真(おーじ) #- | URL | 2013/09/13 12:39 [edit]

骨肉の争いが美談に化けた婚外子最高裁判断の違和感

週刊新潮に詳細が掲載
56年結婚したA
Aの正妻は和歌山のレストランを起動に乗せる為、身を粉にして働き無理が祟り入院
学生バイトを採用
間もなく肉体関係
11歳娘と6歳息子を追い出し自宅にバイトを入れ店裏に増築した安普請の部屋で母子は寝起き
バイトは長女(04年死亡)次女(原告)出産
妻妾2人が同じ店で働く
Aは会計を任せた内妻の肩ばかり持ち正妻に辛く当る
暴力も日常
01年A死亡
数年後、店も閉店、同じ頃、内妻と次女が遺産分割の調停申し立てを和歌山家裁に起こす
つまり事実上の妻のアタシに相続の権利があると訴えたのが始まり
正妻の弁護士が遺産整理を進めるとAの母の遺産がAの遺産に混じっていた事が判明
Aの妹(婚内外子のおば)も母の遺産調停に
長期の調停で分配方法が決まりかけてたが原告が半分はおかしいと最高裁へ
平等判決の記者会見を見たおばの娘(婚内外子のいとこ)は強い違和感を感じたと以下の弁
要介護者で病を抱えた母は昨年秋、原告と役所へ行った
母の遺産を原告に譲る書類を作る為
醜い争いを止めさせる為、母自ら決断した
原告はその後も訴えを取り下げなかった
老いた母を裏切り思いを汲み取らない彼女に平等や人権を言う資格があるのか
子供の頃、おばが母に2号の癖にと言ったと報道され意地悪な人に仕立て上げられたおばは実子を差し置き遺産を譲った
いずれ相続できた遺産より母を尊重したいとこ

嫡出子の言い分を取り上げた報道が極端に少ないがあった
幸せな家庭を壊され家から追い出された
乗り込んで来た女に乗っ取られた
母以外の女と親しくする父を見て育った
母は体が弱く泣いて暮らした
婚外子の方が父の生前、相当な利益享受があった
父の死後、婚外子に会うと泥棒猫が来た、と言われた

嫡出子の言うように婚外子は「七五三・旅行、父とは楽しい思い出ばかり」と語る
同じ敷地で相当な経済差別があった

11歳の娘がいるババァと学生
相当な年の差があった
俺一人の力で店を起動に載せた
正妻の力は関係ない、とAは思っていたのかも知れない
正妻の出資を匂わせる報道も
事実婚が何十年も続いた
内妻が相続の権利があると訴えるのも当然かも知れない
破綻主義に移行して大分経つ
本気で離婚する気があれば成立したはず
妻妾同居なので正妻と破綻してたとも言い切れない

母とアタシで切り盛りした、と切々と訴える原告
情にほだされ原告寄りの報道をする記者がいた
71年、国体の際、当時の皇太子が昼食した有名店を横取りした母
そのお嬢さんは同情を買うのがうまいね
婚内子を出産するのが圧倒的に多い日本
この母子の判決をどう見るか

週刊新潮9月19日号 #mQop/nM. | URL | 2013/09/24 18:52 [edit]

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