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日本が日本であるために

時事、ニュース、政治、経済、国家論について書きます。「日本が日本である」ということを政治、経済の最上位目的と前提します。

 

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はじめての選挙(経験談) 

 今日はなんだか理屈っぽい話は書きたくない気分です。
 ですので、個人的な過去の体験談……というか、自慢話を。



自慢話に付き合え……と言っておいてなんですが、ランキングにご協力ください。
お忘れにならぬよう、押してからお読みいただければありがたいです。








 さて、当たり前ですけれど、俺にも二十歳の時があり、はじめての選挙というものを経験しました。
 八年ほど前の事です。
 そう、俺、はじめての選挙が郵政解散総選挙だったんですよ。

 今振り返ってみると、はじめての選挙にしてはハードルの高い選挙だったんじゃあないかなあって思います。
 だって、今考えるとあれは「大衆と、大衆迎合」が「国民の参政」を阻害していた選挙であったと思うから。


 まあ、当時の俺は、ほとんど「女の人の事」しか考えていない軟派野郎でしたので、そこまでは考えていません。
 しかし、何となく、テレビや世の中から、異様な空気を感じていた……というのは覚えています。

 ただ、同時に、当時の俺は『選挙』って参加しなきゃならないものだと思っていました。
 というか、選挙に参加しないのは、何も考えていないみたいで格好悪いと思っていたのです。
 二十歳(大人)になったからには、選挙くらいそつなくこなしてみたかったのでしょう。



 そこで、まず思ったのは、「新聞とかそれなりに読んで、候補者の言葉とか聞いて、それで何らかの判断基準を得た上で選ぼう」というものです。つまり、情報を集めて、「自分が正しいと思う政治を行ってくれそうな人」を選択するのが良いだろう……と、こう思ったのです。

 しかし、しばらくやってみて、それは結局「適当に選んでいる」のと変わらないということに、すぐ気づきました。
 何故なら、「情報を集める」と言っても、限られた俺個人の脳味噌では世のほんの一部の情報しか頭に入れる事しかできないからです。

 さらに、「新聞とかそれなりに読んで、候補者の言葉とか聞く」ということで、判断基準なんて得られるわけはないということは分かっているくせに、「自分で自分を知的な奴と思いたい」が為、「それで判断基準が得られている」と、自分に対して見栄を張って投票するのは、甚だ汚い心の持ちようなんじゃないか……と、こう考えたのです。

 また、そうやって適当こいて投票する奴が、俺一人ならまだいいでしょうけど、世の中の大量の人間がそんな風に適当な「汚い心の持ちよう」で投票したとしたら、きっと今自分が存立している基盤がおかしくなっていってしまうに違いない……と怖ろしくなってしまいました。

 そして、投票をもって影響力を及ぼして良いのは「正しい投票の判断ができると自負した人間」であるべきなんであって、「自分がそうでないと思う人間」は自ら他の人の迷惑にならぬよう、辞退するのが道徳的な態度であろうと、そういう結論を出したのです。


 ですが、これで投票しないというのも、それはそれで「ただ投票所へ行くのを面倒くさがっているのに、理屈付けしているだけ」のような気もしました。


 そこで結局、俺ははじめての選挙で、わざわざ『白票』を出しにいったのです。

ーー自分は、二十歳(大人)なので、投票の義務は果たす。しかし、投票に際しての判断基準が分からないので、他の大人達の「大人な投票行動」を邪魔しないように『白票』を提出するーー
 そういう行動をとったのでした。

 自慢話というのは、その投票行動と姿勢の事であります。



 勿論、今では、「全体として正しい政治の判断ができる個人など、人間では存在しない」ということくらいは分かっていますし、また、「多くの、一人一人の投票行動は、単なる政府への請求や、思いこみや、適当なおふざけでされるものだ」ということも分かっています。

 ですから、国民の投票は基本的に「自分の所属する既得権益(中間組織)」を代表してくれる候補へ投票するか、「道徳的な偏見」をもって候補者の人柄を判断をするか、「既存の権力」への信任を表明するか、あるいは白票を投ずるかーーが、正しい投票行動なんだろう、とも思っています。


 そして、そうなると、今の俺から見ても「二十歳の時の俺は正しい投票行動をした」と思えるのです。

 それを、「政治に限らず、今よりも一段と無知甚だしかった俺」が『常識』だけで判断したというのが、とても自慢なのですよ。
 つまり、「俺には常識があったんだぜ」と、こう自慢しているのです。

 まあ、当時の自分の日常生活を振り返ると、とても常識があったという風には思われないので、何故、投票の時だけ『常識』を発揮できたか不思議で堪らなくはあるのですけれど……



(了)



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コメント

No title

こんばんは^^

20歳でそこまで考えて白紙投票をされていたなんて、ただただ驚きです。このエントリーを読むまでは、考えたことのないことがまた色々あって刺激を受けました。


「全体として正しい政治の判断ができる個人など、人間では存在しない」「多くの、一人一人の投票行動は、単なる政府への請求や、思いこみや、適当なおふざけでされるものだ」

書籍で読んでいたのなら思わず赤線をひきたくなる箇所です(笑

勉強になりました。ありがとうございます^^

りょうすけ@政治初心者 #X.Av9vec | URL | 2013/11/02 01:10 [edit]

Re: No title

りょうすけ様、いつもコメントありがとうございます!

 多分なのですが、自分の判断が政治の邪魔をしてはならないと考えて、投票をしなかったり、白票を投じたりなさる人って結構いらっしゃるのだと思います。

 ただ、俺の二十歳の頃の話は、ただ単にひねくれてただけって可能性も否めませんので、自慢できる話ではないのかもしれませんが(笑)

後藤真(おーじ) #- | URL | 2013/11/02 18:14 [edit]

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