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日本が日本であるために

時事、ニュース、政治、経済、国家論について書きます。「日本が日本である」ということを政治、経済の最上位目的と前提します。

 

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安倍首相評価にかんする考察ーー自由放任と民主主義のジレンマ 

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表紙5

 前回の記事で申しました通り、そもそも左翼とは、「特権」を剥奪しようとする所に行動基準がある。それも、「大勢が、よってたかって少数者の特権や既得権を剥奪する」という態度なのです。

 ところで、「特権」とは「規制」と言い換えることができます。なぜなら、規制とは、特権を保守するためにあるのですから。
 ならば、いわゆる「岩盤規制」を壊すというのは、特権を剥奪して広く自由市場に解放する……という左翼思想に他ならない。

 一方、世論主導の民主主義とは、内閣や議会、官僚機構から政治の権限を剥奪し、広く一般国民に解放する……という左翼思想といえる。


 つまり、自由放任の経済姿勢と、世論主導の民主主義は、問題としてはほぼ同じ構造を持っているのです。

 しかしこの時、政治的統治者の方からその権限を広く国民に開放しだしたら、基本的にもうその国は救われません。
 何故なら、もし大勢が黙っていても、大勢が具体的にこれを糾弾しても、どちらにしても特権・既得権益は剥奪されていってしまうからです。

 現状に照らして言えば、黙っていても経済的既得権益が破壊されるが、逆に、国民一般世論がこれを阻止しても今度は政治から権限を剥奪している事になるでしょう。

 つまり、「自由放任の経済政策」を阻止しようとすると「民主的に舵取りされる政治」が顔を出すし、「民主的に舵取りされる政治」を阻止しようとすると「自由放任の経済政策」を受け入れなければならなくなるというジレンマが生じている。
 そして「自由放任の経済政策」と「民主的に舵取りされる政治」のどちらか一方でも採択されれば、国は没落すると決まっているのです。これは人類普遍の政治法則であります。

 結論を言えば、「日本はもうだめ」なのです。

 「安倍首相が日本を救う」とか、「安倍首相が日本を駄目にする」とか、簡単に言う人が本当に多いのですが、このジレンマが分かられていない限り、首相を擁護しても批判しても駄目なものは駄目です。
 「安倍首相が日本を救う」と陽気に吐き散らかす保守派は「自由放任の経済政策」に対して楽観的すぎるし、「安倍首相が日本を駄目にする」と怒りに燃える人々は「民主的に舵取りされる政治」に楽観的過ぎる。

 そのあたり皆さんはどうお感じになっているのか、私は本当に気になるのですが。



(了)
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