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日本が日本であるために

主に政治、経済、時事、国家論についてなどを書きます。日本が日本である、ということを主軸に論を展開していきたいです。

 

かかとの乱れは心の乱れ(日記) 




 私は、「かかとの乱れは心の乱れ」というような道徳的な標語が大嫌いでした。

 こういうことを注意する時は、

「靴のかかとを踏むのは見苦しいからやめろ!」

 というのが最も適切であるように思われるからです。



 人に注意をするとき、小賢しい工夫を凝らすと、かえって人をイラ付かせるようなものになってしまう。

 でも難しいですよね。人は人に注意をして煙たがられるというのが基本的に嫌です。だから、どうしても歯に一枚着せて伝えようというインセンティブが働く。
 私自身も、どうしてもそういうところがあって、自己嫌悪に陥ります。


 ただ、物事を伝える時に何の工夫もしないのは、正直というよりただの馬鹿です。
 何らかの適切な工夫を言葉に凝らさなければ、正直ということもなされません。

 この両立を図るには、状況に応じた言葉遣いの妙を磨く必要がある。
 つまり、言葉に工夫を凝らすとき、それが安っぽくないようにしなければならないということ。
 安っぽいというのは、意味のない工夫、装飾のためだけの工夫がそれです。

 そのまま伝えればよいことにおいて、わざわざ皮肉的工夫を混ぜるのは、単に煙たがられるのを避けているだけのチープなものになります。
 一方、言葉における必要な工夫とは、「そのままの言葉では伝わらないことを伝える言葉の工夫」というものなのです。そして、正直であるというのはこういうことを言うのだと、私は思います。

 もっとも、その双方の見極めそのものが、とても難しいことではありますが。



(了)



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Category: 日記

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