主に政治、経済、時事、国家論についてなどを書きます。日本が日本である、ということを主軸に論を展開していきたいです。
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石川

Author:石川

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ご無沙汰しております。

 そう言えば、私の高校生の頃、9.11自爆テロという事件がアメリカで起きました。
 その時、高校生ですから別に何の思想もクソもないのですが、私は確かに、心情的にはテロリスト側に味方していたように思います。

 と言うのも、ニューヨークの巨大ビルディングへ飛行機で突っ込む……という姿は、もっと小さな頃に空想したひとつの英雄的の姿で、そのイメージとピッタリ合致したからです。
 また、私が今も特攻隊を礼賛するのは、そういう「英雄的な死」のイメージが「人間的である」ために必要不可欠であると信じるからです。そういう発想というのは、別に後からつけた小賢しい知識なんかで浮かんだものではなく、子供の時から培った英雄像や「良い」もののイメージの中にある。
 別に、詳しい歴史を知って、英霊を憐れみ「今の我々があるのは彼らのおかげだ」などと感謝するようになった――というのではない。そんな都合の良い理屈から礼賛しているのではないのです。

 だから、弁証法的な知識など持ち合わせない高校生であっても、「9.11自爆テロに味方する」という心情は、「常識人」として持ち合わせうるものだったのです。




 そして多分、こういう発想は、何も私特有のことではなかったように思います。
 というのも、9.11自爆テロ後、当時学校で人気だったのは、小泉首相でもアメリカ軍ではなく、圧倒的にビンラディンだったからです。

 もちろん、高校生はインテリゲンチャのような喋り方はしないし、政治的な用語も使わなければ、まして地政学的見地など求めうるべくもない。
 
 でも、ビンラディンの替え歌はできました。
 メロディはテレビcmの流用だったと思います。

 それは、別にビンラディンを讃える歌でもなければ、イスラム原理主義を讃える歌でもなく、ただ単に「ビンラディンが殺されてしまった」という内容の歌です。
 でも、殺されてザマあ見ろというのでもない。
 殺されて悲しいというものでもないが、一生懸命やって殺された哀愁のようなものが漂う歌でした。

 あれを作ったのは確かに悪ガキのグループです。優等生はあんなもの作りません。
 優等生は大学生になってから「民主主義が云々」と小賢しい理屈をこねるのでしょう。国会の前でデモをやってインテリに褒めてもらっているのかもしれません。

 でも、私は悪ガキの感覚の方が断然好きです。常識的だからです。人間的でもあります。




 最近は、安保法制のことが話題になっていました。

 中には、「アメリカの戦争に巻き込まれる戦争法案」としてこれを反対する人がいます。
 あるいは、「アメリカにくっ付いてリスクを減らす法案」としてこれに賛成する人がいます。

 私にとってはどちらもクソ喰らえです。

 今、我々に必要なのは、
「飛行機でニューヨークの大ビルディングへ突っ込むこと」
 を道徳的と見なすような、人間的英雄像を回復することなのですから。



(了)
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2015/10/01 11:20 おススメ記事 TB(0) CM(4)
コメント
お久し振りでございます。
911かあ・・・

あれが起こった当時の私はアメリカのポップスやR&B系の音楽がけっこう好きでアメリカという国自体にもそれなりに思い入れがあったので、圧倒的に「アメリカ人の側」に感情移入してましたねえ。

「飛行機で突っ込んだイスラム教徒と特攻隊」と言えばこんなことがありました。
当時、私はとある映画監督さんの公式サイトによくメールを送っていて、911の直後に
「ああいうテロをする人って信じられません。きっと洗脳されているんでしょう」
みたいなメールを書いたんですが、するとその監督さんからは
「特攻隊の人達もきっと洗脳されていたんでしょう。イスラム教徒の人達だけが特別だとは思いません」
みたいな返事が返ってきました。
当時の私は(『愛国』に目覚める前だったこともあり)「よくわからないけど、そういうものなのかな」と思いましたが、今、思い返してみると
「あの映画監督さんは特攻隊員というものについて無知なまま先入観から物を言っていたんだな」
と思います。
そのことに限らず、どちらかと言えば「左派」なのだと監督さんのその後の言動からもわかりました(^^;)

ところで「アメリカにくっつく」は見方を変えれば「当座の方便としてアメリカを利用する」ということにもなるかなあと思うのですが、それではご不満ですか(笑)
2015/10/01 13:13 kappa URL [ 編集 ]
とある動画でついさっき知ったんですが
911の翌日のアメリカの新聞(複数)は飛行機によるWTCビル攻撃について「カミカゼ・アタック」という見出しを付けていたんだそうです。
ちなみにその動画は今井雅之氏による講演動画で、今井氏はその見出しに怒りを覚えたそうですが、石川さん的にはあれを神風に例えるのは「上手い例え」ということになるんでしょうかね( ̄ー ̄)

(今井氏によれば『911は民間人を犠牲にしたが、神風特攻隊は民間人は一切攻撃していないのでまったく意味合いが違う』とのことです)
2015/10/06 18:55 kappa URL [ 編集 ]
連投失礼。この機会だからカミングアウトしてみようかな、と
実を言うと私は、今から10年ちょっと前にこんなことを考えたことがあります。
「国会議事堂で自爆テロでもやってやろうか」
と。

これは「英雄的」発想からは程遠い所から出てきたものです。
自分自身の人生を覆うどうしようもない閉塞感から「私には未来なんてものはない」と考え、どうせなら自爆テロを・・・と。
ちょうどその時、目の前に飲み物の入ったガラス瓶があったので、それを手に取って振り上げて壁に叩きつける・・・その寸前まで行きました。
でも次の瞬間、とある考えが浮かんで、ガラス瓶を壁に叩きつけることも、自爆テロも(笑)思いとどまったんですけどね。その「とある考え」はあまりに個人的なものなのでここには書きません。
まあ、その当時の国会議員の先生方は命拾いしたというわけです(笑)

その十年ちょっと後になってその「先生方」のうちの何人かに応援の手紙を書いたりしているのだから、人生わからないものです。
2015/10/06 19:42 kappa URL [ 編集 ]
 「民族」について書いてください。
2015/10/15 00:17 山田 URL [ 編集 ]















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