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日本が日本であるために

時事、ニュース、政治、経済、国家論について書きます。「日本が日本である」ということを政治、経済の最上位目的と前提します。

 

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北朝鮮の正しさと限界 


 北朝鮮のことを考えてみると、当然ながらこれはマズイ国家であるとは思います。
 そして、この国には多くの日本国民が拉致をされているわけで、当然のことながら北朝鮮は日本の敵であることは間違いないことでもある。

 ただし、私は事がミサイル実験に関しては、北朝鮮は正しいと思う。
 正しいというのは、「正当である」ということも含めて正しいということです。
 これは別に皮肉を込めているわけではなく、本当に正しいと思うのです。


 まず現在、北朝鮮が主に敵対しているのは、あのアメリカでしょう。
 あるいは「アメリカを中心とした地球」を敵としているのです。
 つまり、別に日本なんかを主たる敵としてみなしているわけではなく、日本についてはアメリカの子分としていわば「悪の手下」とみなしている程度というわけです。
(だからこそ、まず日本にミサイルが落ちるかもしれないという話でもあるのですよ?)

 要するに、とりあえず北朝鮮は「国家として、世界のラスボスであるアメリカにも屈服しない」という意志は持ち合わせているのです。
 これだけでも日本より何倍上等であることか!

 また、親分であったはずの中国の意向も、北朝鮮の国家主権を縛ることはできていない。
 そもそも中国は、アメリカとそこそこは仲良くしておきたいわけでしょう。
 これはアメリカだってそうです。
 なんと言っても、アメリカ、中国は「戦勝国」であり、安保理であるし、昨今両国は経済的にも軍事的にもまさしく(日本となんかとは違って)WINWINの関係を築きあげている。

 だから、中国としては、表面上は少々アメリカと小競り合いのあるような様相は醸し出すかもしれないけれど、この地球の大勢を決定的には崩したくないとは考えている。
 ただ、そういうふうに考えていることが明瞭だとナメられるので表だっては言わないだけです。

 だから、子分であるはずの北朝鮮がアメリカへの不屈姿勢を決定的にするのは、当然、中国としても具合が悪い。
 その証拠に、北朝鮮のミサイル実験は、中国からも再三のストップが入っているわけです。

 つまり、北朝鮮がアメリカに対して断固不屈を貫くとなると、中国も北朝鮮の敵になってくるわけでしょう。

 と言うことはですよ。
 現在、北朝鮮は、国家としてアメリカにも中国にも屈していないことになる。

 この小国が国家独立にこだわり、超大なパワーを持った大国に屈しない姿は、やはり幾ばくか感動を覚えますよ。

 かつて本土決戦を手前にとっとと降伏しちまった日本なんかより、はるかに立派な国であるように思われます。


 そういう部分で、我々は北朝鮮に対して恐れの反面、チラっと感動を覚えているに違いないのです。

 繰り返しますが、北朝鮮は問題の多い国家であるし、拉致問題がありますから敵対国ではあるのですよ?

 でも、それとは別問題として、国民を餓死させながらも、権力者の権力維持の力学があるに決まっているとは言えども、「あんな吹けば飛ぶような小国が、アメリカに不屈を貫こうとしている」という姿にちっとも感動しない日本人は日本人ではないと思う。

 このチラっと浮かぶ感動はそれなりに自覚しておくべき領分であり、無視しては他でおかしな話になるという種類のものだとも思うのです。

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