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日本が日本であるために

時事、ニュース、政治、経済、国家論について書きます。「日本が日本である」ということを政治、経済の最上位目的と前提します。

 

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デフレと世代間格差 


 少なくとも短期的に、日本国家が経済でやるべきことは、以下のふたつだけでいい。

1「国債をもっとたくさん刷って政府支出を拡大し、赤字財政を拡大すること」

 と、

2「保護貿易=国境に経済取引の障壁を設けて国内産業を保護すること」

 です。

 デフレで民間が投資をしないなら、政府が金を刷って政府が使い、お金の流れを多くしたら民間も投資する……というふうにやる以外道はないのです。
(※「政府が使う」というところが最重要ですよ!)


 でも、みんな(政府をやっている人たちすらも)政府が経済的に統治権力をより振るうことを悪いことだと思っているから、あーだこーだ言って結局これをやらない。

 帰結としては、今の大人がキレーごとで政府を嫌って、これから就職する20代前半の若者たちの「席」が減るという話になる。
 仮に「席」を掴んだとて、それは奪い合いの席であり、さらに席を維持するためにはまた「需要の奪い合い」を目的とする生に帰着せざるをえない。
 つまり、この日本という正統なる世界観の下、協力と共同に帰着することがほぼ不可能な社会状況を若者に提出することになる。

 でも、若者にはそんなことを判断したり論じる能力はないから、大人は別に咎められることもなく「政府嫌い」のキレーごとを言いつつ社会で身分を維持して、自分の生存期間内でできるだけ快楽を多く、苦痛を少なく生きるという方針をまっとうできてこりゃラッキーというわけです。
(※この計算を、大人は無自覚にやっているに違いないのです)
 その上、「今の若者にはハングリーさがたりない」とかなんとかいけしゃあしゃあと威張ってくるわけで、そーういーのは本当にぶち殺したくなったものです。

 今30代前半の私は、ちょうど十年ほど前20代前半で、そのころ「そーゆーゲロクソ的な大人にだけはなりたくない!」と心に固く決意した覚えがあります。

 でも、多分。
 今の30代は、かつての30代の大人以上に現在の20代の若者を殺しているに違いないということを考えると、ほんとうにツラい。
 今の30代は、自分が殺されたからと言って後の20代を殺して良いと思っているのみならず、「殺す方がためになる」とすら思っているフシがある。



 もし、世で言われている「世代間格差」のうち「不平、不満をぶつけるのに正当な理由のある世代間格差」があるとすればこれでしょう?

 つまり大人たちの国家嫌い、政府嫌いによって悪化したデフレです。

(※少子高齢化を軸に世代間格差を言う流れがあったけれど、そんなのは全然まとハズレです。少子高齢化なんてたいして世代間格差なんて作りだしてないし、もし仮に少々問題はあったとしてもそれは仕方のないことであり、その不平不満に正当性はないでしょう)



 私はもう30代であるから、今の20代前半の若者たちの「席」を憂慮する立場で、再びデフレというものを真剣に考えるべきだと昨今は強く思うのです。
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