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「国債が破綻する論(デマ)」のモチベーションは反政府 


 日本の国債が破綻する……という流言飛語は、大衆の反政府的なモチベーションが元にあります。

 この「国債が破綻する」というデマは、私が中学の二年か三年の時、小渕政権の頃から言われていたことです。笑っちまいますが、ほんとうにその頃から「あと~年で国債は破綻する」と言われていたのです。
 私も高校生くらいまでは「そんなもんかなー」っと思っていましたが、20歳くらいになると、これは「大人のウソ」だということがわかった。

 そもそも、大人というのは国家を嫌い、政府のことはもっと嫌う性質を持つものだということは、小学生の頃から知っていました。
 大人たちは「処世」として、あるいは世の中で傷ついた心を「癒す」ために政府を嫌う。
(※でも、影に「そこから超然とした政府の人」がいるから日本は回っているのだと思っていましたが、それは勘違いでした。その頃にはそんな立派な存在は多分なく、単なる慣性によって社会が回って、政府を含めた全員が政府を嫌い、順当に没落してゆくという段階にあったに違いないのです)


 国債が破綻する……という流言飛語も、その一形式です。

 世の中で流通している最もメジャーな反政府的形式は、

「政府(権力者)は、国民の税金を無駄遣いしている!」

 というものです。

 で、国債が破綻するということにしておけば、「政府が無駄遣いをしている」という糾弾の一根拠にすることができてメシがうまいというのが一つある。


 さらには、これは「政府を制限する」という民主主義的なイデオロギーとも関係があります。

 すなわち、「国債が破綻する(デマ)」を言うことで、「政府機関の支出を制限する」ことが民主的に可能というわけです。


 で、一方、現代は嫉妬を祖にしたデマに踊る大衆による民主主義の時代ですから、「政府をやる人」も「政府権力を制限する振る舞い」をやらねば存立しない。

 だからほぼ無自覚的な処世術の一つとして、「国債は破綻する」→「政府は財政規律を守らなければならない」という型が「社会人」として身に付くのです。
 これは、上から下、右から左まで全員そうなのです。


 本当は、もっと国債を発行して、もっと財政を支出して、政府需要によってお金の回転スピードを上げれば、そのスピードに準拠した民間投資と消費が信用創造(民間の借金)と共に少なくともデフレくらいは克服でき、それなりの経済力は維持できたはずです。

 でも、一瞬間一瞬間の社会人たちがそんなふうに考える思考回路を持たないことも、この十年くらいで痛いほど理解しました。
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