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日本が日本であるために

時事、ニュース、政治、経済、国家論について書きます。「日本が日本である」ということを政治、経済の最上位目的と前提します。

 

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東京都議選(2017)と大衆力学に与する公明党 

 
 7月2日開票の東京都議選が、先の6月23日に告示されました。
 
 定数は127(過半数64)で、259人の立候補があるようです。
 
 
 注目されているのは、「自民党(現有議席57)」と「都民ファーストの会(現有議席6)」の攻防です。
 
 その中でまず目立つのは、公明党(現有議席22)の問題だと思います。
 


  
 《覆面シンガー三沢カヅチカ、衝撃デビュー!作詞:適菜収》



 と言うのも、公明党は今回、自民党を裏切って都民ファーストの会と相互推薦をしております。
 
 つまり、都民ファーストが注目を集めているから、今は都民ファーストと協力しておいた方が生き残れると判断したからでしょう。
 
 ちなみにこれに類似した昨今の例をあげると、公明党は大阪でも維新の会へすり寄って、住民投票で否決されたはずの大阪都構想の再度の法定協議会設置に与しています。
 
 だのに、いけしゃあしゃあと国政では自民党に追従している。
 
 すなわち、公明党は「各地、各場面でその時々の強いものに媚びへつらっている」だけなのです。
 
 
 ・
 
 
 とは言え、私は別に公明党そのものを別段非難したいのではありません。
 
 こうしたことが問題なのは、公明党の阿諛追従が、常にその場その場で人気の出た改革騒ぎを後押しする力学となるということです。
 
 というのも、既存の権力構造から権限をはく奪する「平成的な改革」における「敵」は、時の流行りによって「あの既得権益を滅ぼせ!」「この既得権益を滅ぼせ!」とて移り変わってきましたが、その流行の中心では「既得権益を打破する改革者」への「人気」として発露されているケースが散見されてきました。
 
 だから、「流行を捉えた改革」を言えば、人気者になり、浮動票を中心にそれなりの票を得ることができる……というのが、国政では小選挙区制度導入以降顕著になった大衆力学であり、都市部の地方選挙ではより過激にその傾向が見て取れたのであります。
 
 大阪における維新の会などはまさにそれでしょう。
 
 
 
 さて、この都議会選挙も、小池新党たる「都民ファーストの会」と「公明党」の併せた議席が過半数を超えて、
 
「都議会改革」
 や
「都庁の役人組織の改革」
 
 をやれるかどうか……が大きな焦点になっています。
 
 
 すなわちこれは、「自民党の旧来的な都議会構造や役人から権限をはく奪する」というような使い古された……また、これまで平成の間、何度も失敗してきたストーリーを、東京の高度に大衆化された市民たちが性懲りもなく欲しているということです。
 
 一方、小池知事は豊洲新市場に関するちゃぶ台返しの失態を他党から厳しく追及されておりますけれど、そして、おそらく都民は豊洲の件については「マズい話だった」と心の奥では思っているのでしょうけれど……いや、そう思っているからこそ、
 
1「豊洲の件は置いておいて」
 
2「より大きな話の都議会改革や役人改革について考えよう」
 
 というような精神的逃げ道に流れ込む可能性が非常に高いのではないでしょうか。
 
 
 こうした浮動票的な大衆力学に対して、「安っぽい改革ストーリーからは距離を保っておこう」とする常識的な固定票層が、どれだけ旧体制を保守できるか……という攻防でもあるはずなのですが、そこで公明党の力学が、改革大衆、浮動票側へゲタを履かせてしまうという話になっている。
 
 公明党だけが悪いのではないですけれど。
 
 
 
 ただ、特に国会議員の応援演説では(国会議員は自分には直接関係するものではないから)、当の自民党すらこれに引きつられる形で「改革」を述べ立ていたりするのだから、「選挙」というのはいつでもどこでもおおよそ悪いことしか起こらないものだなあ……とつくづく思います。
 
 
(了)


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