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選挙後、2017年衆議院選挙について 


 今回の選挙。

 よかったのは、「希望の党」のおふざけが急速に失速したことです。

 あの風が順風に進み、非自民政権ができあがった可能性は充分にあったのであり、そうなれば本当にメチャメチャになっていたでしょう。

 また、これで

「風」

 という直接民主主義が多少なりとも軽蔑されればいいなと思いました。



 その一方、
「立憲民主党」がよく頑張って議席を伸ばしました。

 今回の立憲民主党は、
 一方では「リベラルの受け皿」という言われ方もして、もう一方では「リベラルの壊滅」という言われ方もしましたね。

 が、私の印象としては、

「リベラルというリベラル……みたいな性質を持った人はいつも社会の一定割合いて、まあ、これくらいは占めるのだろう」

 というくらいに思って、特に文句もなければ、感慨もないです。



 でも、希望の党が立憲民主を下回ったのはスカッとしましたね。



 最後に、自民党について。

 そもそも、政権担当能力という意味で、政権与党は自民党以外にありえません。

 自民党が過半数を得なければ、それだけで政府の機能は半減するのです。

 でも、公示前と同様に自民党単独で絶対安定多数まで達し、与党3分の2まで与えられてしまったのは良くないと思います。

 首相に権限が集中する中で、与党に3分の2の議席があるとなると、政治や改革が早く進み、世論の流行に流される力学が強くなるからです。

 また、北朝鮮有事がありますから、アメリカの要求に対する防護のためにも、議会での与党の勢力は小さくてよかったんです。


 つまり本当は、

「自民党で過半数とちょいくらい」

 がちょうどよかった。


 けれど、これは現在の小選挙区の選挙制度上、どうしても大勝か大負けになってしまうのだから、やむをえないのです。

 平成の初めに選挙制度改革を喝采していた日本国民による、負の遺産だと言う他ないでしょう。


(了)


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