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日本が日本であるために

時事、ニュース、政治、経済、国家論について書きます。「日本が日本である」ということを政治、経済の最上位目的と前提します。

 

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見直そう、コネとシガラミと既得権益 

 思えばこのブログは、何かを否定する記事ばかりを書いてきた気がするので、この度は良いモノを肯定する記事を書いてみたい。

 というわけで今回は、俺が『経済』というものの中で、最も重要だと考える三つの要素について。
 それは、一つに「コネ社会」もう一つに「集団のシガラミ」そして「産業の既得権益」である。

 ともすれば、これらは、「不合理なもの」として、特に経済学方面から忌み嫌われていたものである。

 しかし、よく自分らの周りを見ていただきたい。

 あらゆる産業、会社、地域、家族、親類などなどにおいて、「コネ、シガラミ、既得権益」は存在しているだろう。
 逆に、自分の帰属する産業から、そういった「コネ、シガラミ、既得権益」といったものの一切を排除した場合、産業は存続可能なのだろうか、と考えてみて欲しい。当然、不可能なはずなのである。

 自分の所属する会社や産業の事であれば、そのくらいの事はすぐに分かるはずだ。人間の集団は、「コネとシガラミと既得権益」によって、初めて集団として機能するという事を。

 しかし、それが自分の帰属する産業以外の事になると、途端に分からなくなる。
 よその産業を見ていると、コネとシガラミを「閉鎖的」と評したくなり、既得権益は「ズルい」と評したくなるのだ。

 だがそこで、その『不合理』な「閉鎖性」や「ズルさ」がなければ、産業は成り立たたないーーということを思い出し、冷静になるべきである。(自分が所属する会社や産業がそうであるように)


 そもそも現実世界は、複雑かつ膨大なモノだ。
 対して、例えば仕入先、得意先、人事などにおいて人間が判断しうる能力には限界がある。
 あるいは、公共事業の受注先。あるいは、酒造権などの『免許』といったものを誰に与えるか。そういった事に対しての判断を下すのも能力に限界のある人間なのだ。

 もし、完璧に社会の情報を把握する神的な存在がいたとすれば、そこから産業においての合理性を算出する事も可能かもしれない。人間が、そういった神的存在であるならば、コネやシガラミや既得権益は、単なる「合理性を阻害する癌」でしかないだろう。

 しかし実際、人間は『神的な何か』ではない。
 それどころか、人間が把握できる情報は、社会の複雑さから鑑みるにごくごく僅かなものでしかないのだ。

 つまり、どう足掻いても、情報や合理的判断において不完全な人間が、『産業』とか『社会』というものの上に秩序を形成できるのは、「コネや、シガラミや、既得権益」のおかげなのである。



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